須恵焼は、上須惠皿山で約150年間焼かれた磁器です。1784年に福岡藩営の窯となり、御用窯として発展しました。
白地に青い染付の器が主流ですが、黄金地に濃い緑色の絵柄が浮かび上がる珍しい技法も用いられています。
長崎街道の宿場や秋月藩の江戸藩邸でも出土しています。
多くは久我記念館に収蔵、展示されています。2階には常設で100点ほどを展示。現在は、里帰り展を開催中で、県立美術館所蔵の須恵焼も展示されています。
久我記念館より車で8分ほどのところに、窯跡が保存されています。県史跡に指定。
久我記念館は、うすれ日、放牧三馬等を描いた洋画家、坂本繁二郎画伯(昭和31年に文化勲章受賞)を世に送り出した人として知られる、故・久我五千男氏の私設美術館として建てられました。
緑に囲まれた森の美術館です。現在は町営になっています。
須恵焼の里帰り展は2015年9月6日(日)までです。須恵インターから車で10分ほどの美術館にこの週末、足を延ばしてみませんか?
お店の情報
店名 | 須恵町立美術センター 久我記念館 |
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TEL | 092-932-4987 |
住所 | 〒811-2113 糟屋郡須恵町須恵77-1 |
交通 | JR須恵駅下車 タクシーで5分 徒歩で30分 |
営業時間 | 午前10時~午後5時 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
ホームページ | http://www.sue-museum.jp/art/ |
駐車場 | あり |
備考 | 入館料は無料です |
お店の場所
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