きものリメイク　おおば(篠栗町)

2014年6月9日

 

いま話題のきものリメイクが糟屋郡篠栗町でできます。

 

着なくなった着物を洋服にリメイクする「きものリメイク」が、中高年の女性を中心にブームとなっています。お母さん、お祖母さんから譲り受けた高価な着物も、現代では冠婚葬祭をはじめとした行事が簡素化、あるいは無くなって着る機会が少なっています。

 

若者を中心に、着物カフェなど「普段着に着物を着よう」という流れも出てきたものの、全体的には着物を着る機会は減り続けているでしょう。

そんな中、人気のきものリメイク。「先代、先々代から受け継いだ着物を捨てるのもしのびない。着物を着る機会は減ったけど、大好きだったおばあちゃん、お母さんの愛用の着物を永く大事にしたい」という家族を大事にする気持ちもとらえました。また中高年向けの雑誌でも毎月のように特集が組まれています。

篠栗町の洋品店おおばでは、定期的に作品展を開催されています。作品展にはデザイナーが来店して、実際にお客様が持ち込まれた着物を見ながら、希望の洋服を話し合うことが出来ます。

 

ご紹介している写真の洋服は、すべて着物の柄をそのまま活かしたものです。

 

 

ひとつとして同じ柄の着物は無いそうなので、デザインが決まっても、柄をどう見せるかが難しいそうです。

 

一見シンプルなジャケットですが、

 

細かいところに、着物の柄が活かされています。

 

袖も凝っていますね。

 

一点一点、着る方に合わせて採寸し、手作りなので、発注後最低2～3か月は必要です。これからの時期に発注するなら、冬用の服がおすすめです。

 

スーツとおそろいのバッグです。これは注目を浴びそうですね。

 

愛着があってリメイクしたいと思っている着物でも、虫が食っていたり、一部汚れている場合があります。そんな時は、リメイクできる部分から、バッグなどの小物や、半袖のシャツなど少ない生地でできる作品を提案してもらえます。「まずは一度気軽に相談に来てください。」とのことでした。

 

作品展のご案内

• 2014年6月27日(金）・28日（土）
• 10時～18時30分（28日は17時まで）
• 当日臨時駐車場あり
• 当日は、デザイナーが来場しておりますので、着物をお持ちいただければ無料で相談・お見積りできます。